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2022-03-04 21:52:00

真鍮の経年変化について

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真鍮は古くから装飾などにも使われる金属です。

加工がしやすく腐食にも強いので、昔から建材や色々なものに使われてきました。

 

真鍮の特徴として経年変化の大きさが挙げられます。

使い込むほどに表面はくすみ、場合によっては緑青(りょくしょう)という錆が出てきます。

 

懸念変化の出た真鍮は、とても趣がありアンティークな雰囲気を出すことができます。

この経年変化を楽しみながら育てるという楽しみ方もできますし、コーティングをすれば美しい金色の光沢を楽しむこともできます。

 

 

コーティングには丈夫なウレタン塗料を使い、日光や雨水から真鍮を守ります。

経年変化はかなり遅くなりますので、変化を楽しみたい方はコーティングなしでも良いかもしれません。

 

真鍮の表面がくすんできたら、金属用の研磨剤で磨くとくすみを除去することができます。鉄のように錆が内部まで進行してボロボロになりにくいのも真鍮の良いところです。

 

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エッチングで印字した場合は剥がることはないので、長期間の使用も安心。

美しい光沢と経年変化という魅力のあるおすすめの素材です。

 

真鍮の仕上げは明るい生地仕上げと、落ち着いた雰囲気のアンティーク仕上げの2種類があります。

どちらも艶消しのウレタンクリア塗料でコーティングしていますが、経年変化を愉しみたい方は、コーティング無しも可能です。

 

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生地仕上げ

 

 

 

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アンティーク仕上げ 

 

2022-02-22 23:45:00

アイアン工房のファッション

 

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知り合いの革職人さんが、サプライズでエプロンを作って下さいました。

 

馬革を使っているので軽くてとても使いやすいです。

革の質感や手触りがとても上質なので、とても格好良く趣のあるエプロンだなと思います。

 

鉄工の仕事をしていると火傷やケガを防ぐために、服装にはとても気を使います。

 

ただ保護性ばかり求めると重く使いづらかったり、快適性が落ちてしまいます。

 

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ナイロンやポリエステルは軽く快適性も抜群なのですが、化繊は熱で溶けて皮膚に張り付いてしまうこともあります。

 

ちょっとした熱で溶けて穴が空いてしまうので、安全を考えると鉄工作業には使いにくいのです。

 

なので基本的には綿100%のものや、革製の保護具を着用します。

 

 

デザイン性と機能性を兼ね備えた作業着も増えてきていますが、溶接をする人間からするとまだまだ少ない。

 

なので最近はアウトドア用の服や道具を使うことも増えてきました。

 

基本的に丈夫で焚き火を想定しており、綿製のものも多い。

 

アウトドアブームということも様々なデザインの製品が販売されているので、溶接をする身としては嬉しい限りです。

 

 

快適に、楽しく作業するためにも色々な作業具もして欲しいなと感じています。

 

やっぱり格好いい服を着ていたいですからね!

 

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2022-02-15 22:45:00

モノづくりは減点方式

一人でものを作っているとわりと孤独です。

 

でも毎回毎回オーダーメイドで作るので、色々考えないといけないし、材料の手配はしないといけないし。

体だけでなく頭もフル回転です。

 

 

誰かに止められることもないので、気がつけば昼を回っていることもしばしば。

 

以前昼ごはんを全く食べずに仕事をしていた時期があったのですが、胃腸に負担がかかったのか入院するハメに。

そこからは意識をして休憩は取るようにしています。

 

 

ものを作りながら考えていることは結構ネガティブで、あ、ちょっと歪んだな、とか、これもっと別のデザインの方が良かったかな?とかマイナスなことばかり考えています。

 

ものを作っても100点ということはあり得なくて、やっぱり減点方式になってしまいます。

 

たまに思いも寄らないホームランも打ちますが、100点は取れない。

 

100点を取れないからこそ向上心を持ち続けることができると信じて毎日作っています。

 

 

同じものを毎日作っていると、前回と比べて。とか、次はこうしよう。という経験値を積んでいけますが、

オーダーメイドの場合はなかなかそうはいかない。

 

 

それでも少しでも次に活きるようにデータを取ったり、写真を残したりと結構忙しくしています。

 

 

一日の製作が終わると体よりも頭が疲れてしまいます。

 

 

 

 

 

2022-02-12 18:15:00

エイジング塗装

 

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イジング塗装は複数の色を重ねて、古びた風合いや立体感のある色を出す塗装方法です。

 

 

通常はスプレーガンで塗料を吹き付けて色を塗りますが、エイジング塗装の場合は布に塗料を取り、薄い色から濃い色へ、ポンポンと叩いて色を重ねます。

 

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一気に色を仕上げようとすると、ムラがなくなって立体感が薄れたり、布の跡が残ってしまいます。

色を何度も重ね、焦らず何度も何度も叩いて着色していきます。

エイジング塗装の場合、塗るというよりも「塗料を置いてボカす」を何度も繰りかえすという表現の方がしっくりきます。

 

 

エイジング塗装で錆の浮いた雰囲気を出す際には、実際に錆が出やすい箇所には赤錆の赤褐色を多めにしたりと、場所によって色を変えたり濃淡に変化をつけることでよりリアルな表現ができます。

 

このように色や風合いを自由に変えられることができるのが、エイジング塗装の魅力です。

 

 

本物の錆の場合、周辺を汚してしまうこともありますので、用途や設置場所によってはエイジング風塗装を提案させて頂いています。

 

 

最初から古びた風合いが欲しいけれど、すぐにボロボロになってしまうのはちょっと・・という場合にはおすすめです。

 

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焦茶ベースのエイジング塗装

 

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赤錆風エイジング塗装

 

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凸凹のテクスチャーと焦茶ベースのエイジング塗装

 

2022-01-26 21:52:00

主張と調和の看板看板作り

今日は午前中からお客様が工房に来られました。

 

この時期の工房はとても冷え込みます。

工房内はきちんと空調の効く部屋がなく、小さな石油ストーブを炊いて凌いでいますが、外から来られるお客様にとってはあまり良い環境ではないなと思いました。

もう少し落ち着いてお話ができる空間作りをしないといけません。

 

 

 

サニーサイドスタジオで作る看板は、目を引くような派手さはありません。

これはお店の前に設置した際に、悪目立ちをして欲しくないという考えでデザインしているからです。

 

強い色や、大きな文字は確かに目立ちますが、お店の雰囲気やコンセプトに合っているかという点では、必ずしも目立てば良いというわけではありません。

 

お店の世界観は壊さないけど、お客様を迎える目印になったり、ふと目に止まり足を止めて頂ける。そんな看板作りをしたいと考えています。

 

この辺りの考えは以前noteにも書きました。

 

 

 

ただお店の世界観を優先しすぎて、お客様が迷ってしまうというのでは本末転倒です。

 

看板が、「ここに居ます」という主張一辺倒では無く、「ようこそいらっしゃいました」と歓迎するというイメージぐらいがちょうど良いかなと思います。

 

主張と調和のバランスを取る。

難しいですが、しっかり見極めて提案していきたいと思います。

 

 

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