ブログ
何かを選ぶということは、何かを捨てること。
選択するということは、選ばなかった選択肢がどうしても出てきます。
その選ばなかった方が実は正解だったのでは。。とつい考えてしまいます。
個人事業を営んでいると毎日が選択の連続です。
自分で自分の仕事を決められるという自由と引き換えに、自己責任という重石を背負います。
会社の方針や上司の指示は一切ありません。
今日の段取りから明日の仕事、一つの仕事を受けるのか、受けないのか、受けるなら幾らで受けるのか。
そんな選択を毎日こなしています。
自身の疲れの基準に「物事を決められるかどうか」ということがあるそうです。
今日食べる晩御飯の献立を決められるか。旅行に行くのか行かないのか。
元気で自分の中に元気があれば、即座に決められることも、心身どちらかが疲れていると色々な考えが頭を駆け巡ってしまい、決められません。
なので選択肢を選べない時は疲れているサインと捉えて、休む基準にすると良いそうです。
もしくは疲れているかもと感じる場合は、何かを選ぶということはせず、ルーティンをこなすことを最優先にする。というのも良いかもしれません。
今年に入って、ブログとnoteの整理を行なっています。
これも1年以上運用の仕方を悩んでいたのですが、選ばなかった方の選択肢がたくさん出てきすぎて決められませんでした。
ブログとnoteの使い分けに悩んでいたわけですが、結局決められないので「どっちも一生懸命書く」ということに落ち着きました。
要は選ばないということを選んだというわけです。
とはいえ一応の運営方針としては、ブログは短文、noteは長文というざっくりとしたものです。
noteは長文を書いても読まれる確率が高いようなので、しっかりと下調べや推敲をした文章、また事業者としての広報という使い方をします。
ブログはもう少しフランクな、調理する前の出てきたばかりの言葉を書こうと思っています。
あとは書きながら考えて辻褄を合わせていこうという魂胆です。
個人事業主にとって、商売をしている者にとって沈黙は悪だと思っています。
何を考え何をなぜ作っているのか。
発信をすることで自身のことを知ってもらえますし、選んでもらう際の一助になると思います。
とはいえ、疲れてしまわない程度にして続けていきたいと思います。
選択肢を選べないことを自分の優柔不断さのせいにせず、体調のせいかもと捉えるとまた違った見方ができるかもしれません。
業務改善していきます。個人商店の取り組み
サニーサイドスタジオも6年目になりましたが、何年経っても毎日バタバタしています。
一人で全ての業務をしていることもあり、常にキャパオーバーで過ごしています。
お客さんに待って頂くことも多いし、迷惑をかけることも多い。
ほんと申し訳ないなあと思いながら、人の優しさに感謝している毎日です。
本当にありがとうございます。。。
ただいつまでも人の優しさや、僕個人の根性だけで経営は続けていけません。
自分の家庭のこともあるし、心身の健康も守らないといけません。
それに、なりよりお客さんとの関係性をより密に、お互いにとって気持ちの良いものにしたいと考えています。
そのためにもこれから少しづつ業務改善していこうと思います。
今後ブログでは利便性の向上についての取り組みを書いていきます。
試行錯誤しながらなので、上手くいかないことも多いかもしれませんが、それも含めて取り組んで行こうと思います。
今後ともよろしくお願いします。
小さなお店のための看板作り
サニーサイドスタジオに看板を依頼してくださるお客さんは、ほとんどが小さな個人店です。
オーナーさんと直接打ち合わせをして製作をするので、毎回個性のある看板になります。
以前製作した看板と同じ仕様にすることもありますが、ロゴとのバランスやお店に合わせて細かい部分は微調整するので全く同じということはありません。
個人店はオーナーさんの個性がお店にそのまま出るので、チェーン店にはない魅力が満載。
お客さんのSNSはほぼ見させて頂くのですが、本当に個性があってとても楽しい。
だからこそ看板作りも飽きがこず、毎回新鮮な気持ちで製作させていただいています。
ECサイトでのお買い物が当たり前になった昨今、実店舗の役割は変わってきています。
普段の買い物はECサイトや大型店舗で済みますが、人や情報が集まる場としての役割は個人店でしかできないこともあります。
人と人とのリアルな交流の場としては、今後地域の小さなお店の役割はどんどん大きくなると感じています。
小さなお店が地域にできればコミュニティも生まれますし、大きなお金が動かなくともお店を通じて緩やかなつながりが生まれる。
そんなお店をモノづくりで支えていきたいです。
アイアン工房のファッション
知り合いの革職人さんが、サプライズでエプロンを作って下さいました。
馬革を使っているので軽くてとても使いやすいです。
革の質感や手触りがとても上質なので、とても格好良く趣のあるエプロンだなと思います。
鉄工の仕事をしていると火傷やケガを防ぐために、服装にはとても気を使います。
ただ保護性ばかり求めると重く使いづらかったり、快適性が落ちてしまいます。
ナイロンやポリエステルは軽く快適性も抜群なのですが、化繊は熱で溶けて皮膚に張り付いてしまうこともあります。
ちょっとした熱で溶けて穴が空いてしまうので、安全を考えると鉄工作業には使いにくいのです。
なので基本的には綿100%のものや、革製の保護具を着用します。
デザイン性と機能性を兼ね備えた作業着も増えてきていますが、溶接をする人間からするとまだまだ少ない。
なので最近はアウトドア用の服や道具を使うことも増えてきました。
基本的に丈夫で焚き火を想定しており、綿製のものも多い。
アウトドアブームということも様々なデザインの製品が販売されているので、溶接をする身としては嬉しい限りです。
快適に、楽しく作業するためにも色々な作業具もして欲しいなと感じています。
やっぱり格好いい服を着ていたいですからね!
モノづくりは減点方式
一人でものを作っているとわりと孤独です。
でも毎回毎回オーダーメイドで作るので、色々考えないといけないし、材料の手配はしないといけないし。
体だけでなく頭もフル回転です。
誰かに止められることもないので、気がつけば昼を回っていることもしばしば。
以前昼ごはんを全く食べずに仕事をしていた時期があったのですが、胃腸に負担がかかったのか入院するハメに。
そこからは意識をして休憩は取るようにしています。
ものを作りながら考えていることは結構ネガティブで、あ、ちょっと歪んだな、とか、これもっと別のデザインの方が良かったかな?とかマイナスなことばかり考えています。
ものを作っても100点ということはあり得なくて、やっぱり減点方式になってしまいます。
たまに思いも寄らないホームランも打ちますが、100点は取れない。
100点を取れないからこそ向上心を持ち続けることができると信じて毎日作っています。
同じものを毎日作っていると、前回と比べて。とか、次はこうしよう。という経験値を積んでいけますが、
オーダーメイドの場合はなかなかそうはいかない。
それでも少しでも次に活きるようにデータを取ったり、写真を残したりと結構忙しくしています。
一日の製作が終わると体よりも頭が疲れてしまいます。