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2022-01-23 00:04:00

鉄の塗料について

 サニーサイドスタジオでは鉄を用いた製品に関しては、クリア塗装か色塗装をしています。

これは錆が出てくる速度を抑え、少しづつ経年変化をしながら長く使って頂くためです。

 

特に雨晒しになる場所に設置する看板や錆が気になる場合は、黒色などの塗料で鉄の素地が出ないように塗装をします。

クリア塗装は色塗装に比べると、防錆性のは劣りますが、鉄の素材感や経年変化をより楽しむことができるので、鉄の素朴な雰囲気や、ラフなテイストが好みの方にはおすすめです。

 

看板の塗装に使う塗料ですが、車の塗装に使う塗料と同じ2液型ウレタン塗装という塗料を使っています。

これは通常のペンキとは異なり、硬化剤を混ぜて使う塗料です。

硬化剤が塗料自体を効果させ、丈夫で耐候性に優れた塗膜になり看板を保護します。

 

看板は車のような厳しい条件下で使用するものではありませんが、少しでも良いものをと考えこの塗料を選んでいます。

 

ただ丈夫な塗料でも、鉄同士が擦れる部分はどうしても塗料が剥げます。

その部分から錆が出ることもあるので、その点はご注意下さい。

 

塗装が剥げ、少しづつ錆が出てくる様も雰囲気があって素敵なので、是非楽しんで欲しいと思います。

 

 絶対に錆びさせたくない!という場合は、ステンレスで製作することも可能です。

またお好みの色味での塗装も可能です。

お気軽にご相談ください。

 

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 クリア塗装(2液型ウレタンクリア塗装)

 

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黒色塗装(2液型ウレタン塗装)

 

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お好みの色で調色

2022-01-23 00:03:00

真鍮のエッチング看板

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エッチングとは薬品で金属を溶かし文字や図柄を印字加工する技術です。

金属をシートや塗料でマスキングし、印字したい部分はマスキングを剥がして金属を露出させます。

その状態で金属を薬品の中に入れると、マスキングされていない部分だけが溶けて印字されます。

 

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とても細かい表現が可能なので、手描きの線をそのまま金属に印字することもできます。

薬品の中に入れた金属は、液温にもよりますが1時間から2時間かけてゆっくり溶けていきます。

長く浸ければその分深く印字されるので、溶け具合を細かくチェックして良いタイミングで引き上げます。

 

また液温によっても溶けるスピードが変わります。

適温である40°前後の温度を湯煎でキープしつつ溶け具合を確認するので、つきっきりの作業になります。

最後にマスキングを剥がす時に、綺麗にエッチングされているかどうかが判明するので、最後の最後まで気が抜けません。

マスキングが甘ければ印字の線が乱れてしまいます。

また溶け具合を見誤ると、印字が薄く立体感のないものになりますし、逆に深すぎても細かい表現が出来ません。

 

印字が完了した後は、凹んだ部分を燻し液で黒くします。

そうすることでより立体感が出たり、印字部分を引き立たせることができます。

最後に表面をヤスリがけしてマットな質感を出したり、アンティークのような古色仕上げを施して完成。

 

真鍮は経年と共に色が濃くなり、味わい深い変化を見せてくれる金属です。

鉄の錆のように変化を楽しむこともできますが、クリア塗装をすることで初めの金色の輝きを維持することもできます。

 

エッチングはとても手間はかかりますが、趣のある仕上がりになるので、高級感や重厚な雰囲気を出したい場合にはぜひお勧めしています。

 

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2022-01-23 00:02:00

木の種類と保護材について

 

木製看板はカフェや美容室、雑貨店など柔らかい印象を大切にしたい方にはおすすめです。

サニーサイドスタジオでは様々な種類の木材をご用意しています。

 

ホワイトオーク

力強い木目が特徴的な、広葉樹です。

重くて頑丈なので耐久性があります。どんなインテリアにも合う優等生な木材です。

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ウォルナット

落ち着いた色味で高級感あふれる木材です。

濃い色の肌をしているので、白色や明るい色で印字するとよく映えます。

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ヒノキ

白っぽく柔らかい雰囲気があり、手書きのイラストなどにとてもよく合います。

和風の書体を入れると、高級な和の雰囲気を出す事ができます。

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シナ

白い肌と、木目が少ない事が特徴です。

印字内容がよく映えるので、細かい文字や図柄を印字する場合に特におすすめです。

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ロゴマークのデザインや、お店の雰囲気に合わせてお選びください。

 

 

ただ木材は水気や湿気が大敵で、濡れたままの状態で放置していると腐ってしまったり、変色が起きます。

そういった劣化を防ぐために、木部には特殊な屋外用の透明な塗料を塗っています。

 

使用保護材 ウッドスキンコート

https://ohhashi.net/shop/wp2/wsc_body2.html 

 

まず下塗り剤として微生物に対する防腐・防カビ機能と耐光性のある塗料をしっかり染み込ませます。

木の木口(断面)はよく吸い込むので2回、3回と塗り込みます。

下塗り剤が乾いたあと、紫外線を遮断し表面を保護する上塗り剤を塗ります。

乾燥後に研磨をしてからもう一度上塗り剤を塗り重ねて完成です。

 

こうして塗り重ねた塗膜は耐摩耗性に優れており、長期間にわたり美観を保持してくれます。

また塗膜は優れた柔軟性を持っているので、木が反っても割れたり剥がれたりしにくくなっています。

 

 

他には防腐剤って臭いがしませんか?という内容の質問を頂きますが、使用している塗料は水性塗料なので臭いがしません。

ですので屋外はもちろん、屋内で仕様する場合にも安心して使って頂けます。

(シックハウス対策塗料です。)

 

特に指定が無い限り、木の質感を活かしたマット仕上げで製作します。

 

 

 

もちろんこの塗料を塗っていれば全く劣化しませんという訳ではありませんが、

少しでも長く使って頂けるよう、試行錯誤しています。

 

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2022-01-23 00:00:00

折りたたみ式看板のメリット


マルシェやイベントに持って行く場合や、お店が2階にあったりして看板をたくさん移動させないといけない場合には、折り畳みができるタイプをお勧めしています。

また看板は安定感を高めるために、足元を大きくしているので意外に場所をとります。
なので収納しておくスペースが狭い場合や、車で持ち運びたい場合にも折りたたみ式看板がお勧めです。

 

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折り畳みの場合はパッと開いて設置するだけのタイプと、サイドや下部にストッパーがついたタイプがあります。
ストッパーは鉄のしなりを利用してガチッと止まるので外れにくく安定感が増します。

例えば人がぶつかって足が閉じてしまい、看板が倒れるという事故を未然に防ぐことができます。
人通りが多い場所や、小さな子供がよく来店する場合のお店の場合はストッパー付きがおすすめです。

その他には置く場所の床面が滑りやすい場合にも、ストッパー付きが良いと思います。(床が滑りやすいと、ちょっと当たっただけで足が閉じてしまう事故につながります。)

※仕様によってはストッパーが必ず付いているものもあります。

 

「Roundbar9 サイドストッパー付き」

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Roundbar13 下部ストッパー付き

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はじめて折りたたみ式の看板の依頼を頂いたのは、お菓子屋さんをはじめたばかりの個人の方でした。商売をはじめたばかりでまだお客さんも少なく、各地のイベントやマルシェに出店しては宣伝をしていました。アイアンの雰囲気が好きで将来実店舗を出す時には店先にも置けるものを、というご要望に応えて設計したものがベースになっています。
2022-01-22 23:57:00

錆の魅力と付き合い方について

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アイアン製品を作っていると良く聞かれるのが、「錆ますか?」という事。

 

鉄だから錆びるのは当たり前だけど、製品としてちゃんと使えるの?という疑問があるようです。

 

僕はこういう時には

 

「鉄製ですので使っているうちに錆は発生します。その発生をゆっくりにする為にコーティングをしていますが、錆の発生はゼロではありません。錆が少しづつ出てきて、風合いが増していくのも楽しんで頂ければと思います。」

 

とお答えしています。

 

 

以前も書きましたが、僕は鉄に錆が発生して、どんどん変化していくところも鉄製品の魅力だと思っています。

ただ何もしないで放っておくと、あっという間に真っ赤な錆に覆われてしまいます。

それでは実用品としては使い難くなります。

 

その為、サニーサイドスタジオではウレタン塗料という丈夫な塗装で表面保護しています。

透明なウレタン塗装は、鉄の風合いを損なうことなく表面を保護してくれます。

軒先で使うような置き型の看板や、室内で使う物であればこちらで十分だと思います。

 

屋外で常に雨ざらしになる場合や、出来るだけ錆させたくない場合には艶消しの黒色で塗装する方法もあります。

この場合、錆止め塗装と黒色のウレタン塗装で表面を二重に保護するので、

錆から本体を守る力はより強くなります。

 

このように使用用途や、要望を聞いてご提案させて頂くので、心配な点があればお気軽にご相談下さい。

 

※ちなみに塗装は吹き付けで行い、鉄の表面の風合いを出来るだけ無くさない滑らかな仕上げにしています。

 

 

個人的には鉄が錆びていく様子というのは、革製品が手に馴染むような、デニムの藍色が少しづつ褪せていくような。そんな魅力があると思っています。丈夫な素材なので長く使うことができ、風合いの変化を楽しんで頂きたいと思っています。

 

 

因みに鉄は自然界では「鉄鉱石」の状態で存在しています。それを高い熱でドロドロに溶かし、精製して鉄だけを取り出しています。

 

鉄は製品になってからも酸素と結びつき錆が発生します。空気中には酸素が漂っているので、放っておいても鉄と反応しますし、水がかかればなおさらです。

その酸素や水から鉄を遮断する為に、塗装を施すという訳です。

 

NHKの番組で「鉄はなぜ錆びるの?」という疑問に対して、「鉄は錆びたがっているから」と答えていたのが印象的でした。鉄は自然界での鉄鉱石(酸化鉄)の姿戻ろうとしているそうです。

 

人工的に精製された鉄ですが、元の状態に戻ろうとする姿からは素材としての生命力のようなものを感じます。

鉄という変化する素材を楽しんで頂き、そも魅力を少しでも引き出せるよう毎日ものづくりをしています。

 

 

 

トップの画像はウレタンクリア塗装をして2年間雨ざらしで、直射日光にさらされた工房の看板です。うっすら錆が浮いているのが分かるでしょうか?メンテナンス無しでこの程度の変化が起きますので、参考にして頂ければと思います。

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