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2024-07-05 00:20:00
ホワイトオークと真鍮の看板
今日は朝から蒸し暑くてすっかり夏の様子でした。
外仕事の人間にとって嫌な季節ですが、夕方いつまでも明るいので仕事ははかどります。
あとは少しづつ暑さに慣れるのを待つだけ。
今日は依頼の品をこなしつつ、以前作った看板をリメイクしました。
オークのフレームの看板ですが、元々ついていたアイアン板を真鍮に変更して、補強パーツも槌目を打って装飾を足しました。
定番商品としては個性が強めですが、真鍮とオークの組み合わせがクラシックな雰囲気でなかなか格好良い。
※本当はマイナスビスにしたかったのに在庫が無くてとりあえずのプラスビス。
オークは木らしからぬ重量感があり、とてもどっしりしています。
その分硬いのでカットも大変だし、ネジを勢いよく締めようものなら、途中で千切れてしまうほど。
大きめの下穴を開けてゆっくり慎重に組み立てていきます。
このタイプの看板は開業当初から作りたいなと頭の中ではイメージを膨らませていました。
ただ数年前はアイアン家具も流行っていたし、依頼の多くはアイアン製の看板が多かったです。
最近はシンプルなものが好まれるようですが、木製の看板は流行り廃りがないので長く使いやすいです。
構想から数年経って真鍮の加工も随分慣れてきたので、今ならサニーサイドスタジオらしい看板になるんじゃないかなと思い製作しました。
入れるロゴやデザインもビンテージっぽい重め雰囲気のものが合いそうなので、今までにないスタイルのお店に使って貰えると嬉しいです。