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2019/06/25
鉄のリアルな錆エイジングをしてみた。
古びた雰囲気を出す為に、ペイントでサビを表現するエイジング塗装というものがあります。
手軽に質感を出せるのですが、どうせならペイントではなく、酸を塗って強制的にサビを出すリアルなエイジングをしてみました。
アイアン好きの方の中には「錆が好きです!」って人も多く、サビがアイアンの魅力だと考える人も多いです。
僕も個人的に錆は好きなので、この魅力を自由に表現できるようになりたいと思っています。
酸を塗って表面に強制的に錆を発生させ、良いタイミングで錆を止める。
そうすると表面処理として錆を利用する事ができます。
ペイントには無い、深い色合いや雰囲気が出せるので、とても好きなのですが色味のコントロールが難しかったり、再現性に乏しいので、製品として使えるかは微妙なところです。
金属工芸の世界では見る技法ですが、アイアン家具ではあまり使われません。
この技法を1点物の看板などで、意匠として利用出来ないかと思い、色々実験しています。