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2019/04/14
溶接って誰でもできるの?危険じゃないの?という質問に答えながら考えた事

「溶接やりませんか?」というと「危険じゃないの?」と返されます。
溶接は危険な作業です。はい。それは間違いありません。
ただきちんと作業着や、革手袋などの保護具を着用して機械の扱い
をキチンと教わり、手順を徹底して守っていれば、そこまで怖がるものでもありません。
例えば、どんなスポーツでも自分の実力以上の事をしようとすればケガの原因になります。オートバイに乗るときには免許を取り、ヘルメットを被り交通ルールを守らなければ、最悪死んでしまう事もあります。
登山道に入る前に装備を整え、道を調べて計画を立てなければ遭難してしまいます。
それと同じでルールや基本作業をキチンと守り、無理をしない。
という事が大切なんです。
溶接のように特殊であまり一般に知られていない技術や物事であればあるほど、危険だというイメージは大きくなりがちですが、実はそうでもありません。
溶接が危険だと言われるのには鉄がドロドロに溶けたり、火花が飛ぶという非日常だからでしょうか。(それが面白いのですが…。)それに薄暗い鉄工所のイメージから来る取っ付きにくさからでしょうか。
溶接をやってみたいけど、2の足を踏んでいる方に伝えたい事は、「キチンとルールを守り、熟練者の指導を受ければ初心者の方でも楽しめる」「ルールや基本の手順を守らなければどんなものでも危険だ」ということです。
つまりは溶接=危険というイメージに囚われて欲しくないのです。
少し前までは若い女性が丸ノコやインパクトドライバーを使う事は珍しかったし、ホームセンターなんておじさんが行く場所でした。それが今は大きく様変わりしています。DIY=日曜大工というイメージは随分と変わったなと思います。
溶接が新しいDIYとして、認知される為には、正しい情報や、教える人がもっと必要で、それらが充実してくれば取り組む人も増えます。そうすると企業が参入してきてもっとお洒落で使いやすい保護具も開発されるかもしれません。
そうなれば溶接の業界ももっと良くなると思いますし、仕事として溶接に取り組む人が増えるかもしれません。
溶接は良く知られていないからなんとなく怖そう。と思われています。また鉄工所の薄暗いイメージでとても危険な作業だというイメージが強いと思います。サニーサイドスタジオでは溶接をもっと気軽に楽しんで頂けるよう、イメージから変えていきたいと思っています。
まずは一度ワークショップで溶接の世界を体験してみて下さい。
新しいDIY 「溶接」を楽しんで下さい!