工房ブログ

2019/06/25 10:36

鉄のリアルな錆エイジングをしてみた。

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古びた雰囲気を出す為に、ペイントでサビを表現するエイジング塗装というものがあります。

手軽に質感を出せるのですが、どうせならペイントではなく、酸を塗って強制的にサビを出すリアルなエイジングをしてみました。

 

アイアン好きの方の中には「錆が好きです!」って人も多く、サビがアイアンの魅力だと考える人も多いです。

僕も個人的に錆は好きなので、この魅力を自由に表現できるようになりたいと思っています。

 

 

酸を塗って表面に強制的に錆を発生させ、良いタイミングで錆を止める。

そうすると表面処理として錆を利用する事ができます。

ペイントには無い、深い色合いや雰囲気が出せるので、とても好きなのですが色味のコントロールが難しかったり、再現性に乏しいので、製品として使えるかは微妙なところです。

金属工芸の世界では見る技法ですが、アイアン家具ではあまり使われません。

この技法を1点物の看板などで、意匠として利用出来ないかと思い、色々実験しています。

 

 

2019/06/22 14:33

表面塗装とサビの発生のこと

アイアン製品を作っていると必ず聞かれるのが 錆は出ますか?という質問です。

鉄は空気中の水分と結びつきやすく、使用環境によっては数日で赤い錆が出てきます。

それを抑えるために通常は鉄製品には分厚い塗装をしますが、塗装をする事で鉄の風合いが消えてしまいます。

 

僕は鉄の持つ風合いが好きなのであまり塗装をしません。このブログを読んでいる方も同じでしょうか笑

それでも室内で使う家具がすぐに真っ赤になってしまっては服も汚れてしまいますよね。

なのでサニーサイドスタジオではアイアンの風合いを損なうこと無く、錆を抑えることのできる

「つや消しウレタンクリア塗装」を施しています。

つや消しなのでパッと見には塗装をしているようには見えません。

クルマの塗装にも使う丈夫な塗装なので、耐久性もあります。

 

クリア塗装のみだと、完全に錆を止めることはできませんが、経年変化やアイアンの風合いを楽しみつつ、

実用性も兼ね備えているので、サニーサイドスタジオではこのクリア塗装をおすすめしています。

 

「錆が好きだ!」という方にはオイルを塗布して防錆する「オイル仕上げ」もあります。

椅子などの体に触れる製品には向きませんが、経年変化が大きいので鉄好きにはもってこい。

 

どちらにせよ、用途をお伺いして最適な仕上げをご提案させて頂いていますので、お気軽にご相談ください。

 

 

2019/06/20 12:24

ミニ看板のご依頼と絆の話

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朝から依頼品のお引き取りに来て下さいました。

依頼品は卓上にも置けるサイズのミニ看板。

 

依頼者様は青年海外協力隊としてアフリカのマラウィに2年半滞在されていました。

その時メンバーが長野県でお店を出すので、お祝いとして送りたいとのご依頼。

聞けば現地ではエイズについての啓蒙活動などを行なっていたそうで、とても大変だったそうです。

だからこそ今でも協力隊のメンバーとは強い絆で結ばれているのだと思います。

 

僕は一人でこの仕事をしていますが、妻には仕事の事を積極的に話すようにしていています。

数年後にあの時はああだったね、こうだったね。と言い合いたいなと思います。

 

今の大変さが将来の絆になれば良いなと、依頼者様とお話ししていて感じました。

 

ちなみに「ぱちょこ」はマラウイ語でちょっとずつという意味だそうです。

今日は、つい焦ってしまいがちな自分に「ぱちょこ、ぱちょこ…」と言い聞かせて仕事をします。