アイアンの種類と注意点

アイアン部分の説明
丸棒
サニーサイドスタジオの定番シェルフ、ラダーシェルフは丸棒を使用しています。
丸棒を使用する事でアイアン部分を極力細く、存在感を減らしており、アイアンの無骨さを感じさせないデザインとなります。アイアンの強度を活かし、華奢なデザインにすることで、どんなスタイルのインテリアにも合わせやすくなっています。
アングル
L型鋼とも呼ばれ、工業製品に多用されているので、街中でも良く目にするのでないでしょうか。軽量で強度にも優れていますがアイアン部分の主張が強くなるので無骨な印象になります。
ブルックリンスタイルやインダストリアルな雰囲気が好きな方にはオススメです。
角棒
角型の鋼材でシャープで都会的な印象を出すことができます。丸棒同じく細く華奢なデザインにして圧迫感無い製品作りができますが、丸棒より若干高価です。
また同じ直径の丸棒に比べると重量は増します。
平鋼
フラットバーと呼ばれる平たい棒材です。角鋼が断面が正方形なのに対し、平鋼は長方形になります。
形状をいかした安定感のある製品や、ビス留めの際のステーとしても良く使われています。
丸パイプ
内部が中空になった筒状の鋼材です。
同じ直径の丸棒に比べると軽量化できるので、ダイニングテーブルの脚等、径の大きな部位には丸パイプを使います。
角パイプ
角型のパイプです。同じ径の角鋼よりも軽量にできるので、ダイニングテーブルの脚などに使用されます。
鉄筋
コンクリート内部に入れて補強として使われる鋼材です。
表面に独特のでこぼこがあるので、デザインとして取り入れる個性的な製品になります。インダストリアルな雰囲気が好きな方には堪らない材料です。
黒皮鉄
鉄を製造する際、冷える過程で作られる黒い酸化膜に覆われています。この酸化膜の事を「黒皮」といいます。
黒皮は独特な青光りをしており、色味は均一ではなく部分により色ムラがあります。
黒皮は、曲げや硬いものが強く当たったりすると剥げることがあります。また使用していくと色が濃くなったり、錆が出たりと経年変化する素材です。
サニーサイドスタジオで使用している鉄材は全てこの黒皮がついていますが、曲げた部分や切断面、溶接部分には黒皮がついておらず、黒皮が付いている部分に比べ、サビが発生しやすくなります。
サビについて
鉄は必ず錆びますので、屋外での使用や、屋内でも環境により錆びが浮き出てきます。サビが気になる場合は乾いた布で拭き取って下さい。
表面仕上げ
サニーサイドスタジオの製品は通常アクリルシリコンラッカーで表面仕上げをしています。表面に保護膜を作ることで錆の発生を抑えますが、完璧に発生させない事はできません。屋外使用場合はより皮膜の強いウレタンラッカー仕上げをお薦めします。
経年変化について
アイアン家具は使用していくうちに、錆や黒皮の剥がれ、色の変化など経年変化が大きい素材です。通常は分厚い塗装をして表面を覆い隠してしまいますが、履き込まれたジーンズや、使い込んだレザーアイテムのように、手入れをしながら長く使用する事で変化を楽しみながら育てていける素材です。経年変化をアジわいだと捉え、永くご使用頂ければ幸いです。
お手入れについて
通常の汚れには乾いた布で拭いて下さい。濡れ布で拭きあげた場合、水分が表面に残り、サビの発生の原因にる可能性があります。
錆が浮き出て来た場合は布で擦り取るか、それでも落ちない場合はブラシで擦って下さい。
錆の発生が気になる場合や、メンテナンスの頻度を減らしたい場合は、アクリルシリコンラッカー(つや消しクリア)を塗布して下さい。(換気には十分ご注意下さい。使用上の注意をよく読んでからご使用下さい。)
屋外で使用される場合はウレタンラッカーの使用をお薦めします。
溶接部分について
職人が一つ一つ手作業で製作しているので、溶接部分の形状は個体差があります。アイアン家具の魅力として楽しんで頂けると幸いです。
溶接をする際、表面の黒皮がついたままだと溶接内部欠陥につながります。
その為、溶接前に黒皮除去しています。また溶接部には黒皮は覆われていないので、結果的に溶接部分は錆が発生しやすくなります。

 

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